ことらのうた

気の向くままに詩を書きます。


僕のずっとずっと遠くにの星に僕は住んでいる。


僕らは仕事に行って家に帰って


また


仕事へいく。


僕が歩くとそのあとに糸が轢かれる。


その糸は切れることなくどんどん伸びていく。


お母さんのお腹の中で生まれて


お墓の中で死ぬまで


糸はずっと続いていく。


きっとそれは僕の記録だ。


きっとそれは僕の記憶だ。


何度も通った道ならば


糸はその数だけ重なってゆく。


糸を見ればわかるよ。


僕の生きた道のりが。


でもね。


僕は糸をたどらない。


ここから遠い星の


僕を


見つけるだけで満足さ。


僕が僕を見ていれば


きっと


僕は


僕の


生きてきた答えを


知ることができるから。


遠い星の君の糸の先に


いつか出会えるその日までに。


                        ことら。







初めての投稿です。この詩の意味はと聞かれても答えることはできません。
私の大切で大好きな人も詩人です。
私はその人の詩を読んだことはありませんが、素敵な詩を読む人だと感じています。
その人が言うには、詩には意味はない。そうです。
生きている中で、ふとした瞬間言葉を紡げば詩は生まれる。
そういっていました。
私はここに詩を書きます。
私の詩は、私の日常から生まれたただの言葉です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
                        それでは。