ことらのうた

気の向くままに詩を書きます。

羽根を得ぬ


ねぇ、鳥さん。


ねぇ、鳥さん。


あなたは大きな空の上から


地上の光の群衆を


いったい


どんな気持ちで見ているの。


ねぇ、鳥さん。


ねぇ、鳥さん。


あなたは高い空の上の


鉄の翼で飛んでいる偽物と


いったい


どうして居場所を分け合うの。


私もね


空を飛ぶことを覚えたの。


でもね


あなたのよう


力強くも


自由もない。


自分の意志で


飛び立つことも


着地することも


できないまま


みんなと同じ翼を分かち合ってる。


ねぇ、鳥さん。


ねぇ、鳥さん。


あなたは今


どんな気持ちでこの大空へはばたくの。


あなたは私を受け入れてくれますか。


好きでいてくれますか。


ねぇ、鳥さん。


ねぇ、鳥さん。


私は


ほんとうの翼がほしいです。


きっと夢でしかありません。


ねぇ、鳥さん。


ねぇ、鳥さん。


あなたは明日


雨が降ることを知らない。


私は知っているのに。



                          ことら。





ブログ二発目です。
出来れば一日一本更新していきたいのですが、帰りが遅くなると睡魔には勝てなくなりますね。
前回同様今回の詩にも意味はありません。
飛行機の中でふと思いついた詩ですので。
読む人によって持つ意味が変わったりするのかな。
そんな風に思います。
詩の勉強なんてしたことないです。
なので私の詩はいつもでたらめですね。


読んでいただきありがとうございます。
みなさんの日常に素敵なことが起きますように。            
                           それでは。