ことらのうた

気の向くままに詩を書きます。

2017年1月のブログ記事

  • 命の数を数えてみたら この星には 考えられないくらい たくさんの命が落ちていた。 私も あなたも 僕も 君も。   そんな 命の たった一つで生きている。 小さい 小さい 命です。 大きい 大きい 命です。             ことら。 2日ほど更新をさぼっておりました。 みなさんこんにちは。... 続きをみる

  • 君が問う

    僕の価値を 君に聞いたら 70億分の1 と答えた。 僕はもう一度 君に この存在の価値を 聞いた。 そしたら やっぱり 答えは同じ。 今度は僕は君に 僕の値段を 聞いてみた そしたら また 同じ答えを 繰り返す。 君はバカなんだね って 僕は笑った。 君は そうだねと 空を仰いだ。 そういえばと ... 続きをみる

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  • 君の返事

    私が 好き って言ったら 君は うん って答える。 君が 好き って言ったとき 私は うんって答える。 本当はね。 私も好きって答えたいの。 だけど 君の真似をする。 本当は 僕も好き って言ってほしくて。 ちょっとしたわがまま。 でも、 君は気づいてないでしょ。 そういうところも 好きって言いた... 続きをみる

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  • ときどき石みたいに沈んで  ときどき羽みたいに浮かんで。 暗さと明るさを知る。 寒さと暖かさを知る。 それから すべてを逆さまにひっくり返して そらの上に落としてみた。 青になって。 本物の青になって。 交わった。 宙に浮いているみたい。 ふわふわと流されながら。 逆らわずに。 流れていく。 そう... 続きをみる

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  • 僕の好きな人

    愛した人がいた。 彼女はよく笑い よく泣いた。 僕は彼女が好きだった。 けれどもそれは 目に見えない。 だから 本当に存在しているかなんて 僕にはわからない。 愛だの恋だの 嘆いている時間だけ 感じられているものだったら 過去になってしまった時 僕はその感情を 忘れているのかもしれない。 思いだそ... 続きをみる

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  • 羽根を得ぬ

    ねぇ、鳥さん。 ねぇ、鳥さん。 あなたは大きな空の上から 地上の光の群衆を いったい どんな気持ちで見ているの。 ねぇ、鳥さん。 ねぇ、鳥さん。 あなたは高い空の上の 鉄の翼で飛んでいる偽物と いったい どうして居場所を分け合うの。 私もね 空を飛ぶことを覚えたの。 でもね あなたのよう 力強くも... 続きをみる

  • 僕のずっとずっと遠くにの星に僕は住んでいる。 僕らは仕事に行って家に帰って また 仕事へいく。 僕が歩くとそのあとに糸が轢かれる。 その糸は切れることなくどんどん伸びていく。 お母さんのお腹の中で生まれて お墓の中で死ぬまで 糸はずっと続いていく。 きっとそれは僕の記録だ。 きっとそれは僕の記憶だ... 続きをみる

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